TITLE:戦場のピアニストについて2003年03月29日 土曜日 22:09:44


ユダヤ系ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンが戦後、自らの戦争体験をまとめた回想録をもとに、名匠ロマン・ポランスキーが監督した実話。
 ポランスキーといえば、『シンドラーのリスト』の監督依頼も断ったほど、自身の過去について一切語る事がありませんでしたが、あるピアニストの自伝『戦場のピアニスト』を通して、ユダヤ系ポーランド人としての自分自身に向き合うことになったのです。そのピアニストの名はウワディスワフ・シュピルマン。
 ここでご紹介するシュピルマン自身による「オリジナル・レコーディングス」には、ピアニスト・シュピルマンの過酷な運命があり、同じように音楽で革命を生き抜いたショパンの姿があり、また、戦争という永遠のテーマが盛り込まれています。
 独軍に捕らえられそうになったシュピルマンはショパンを演奏し一命を取りとめ(映画の中ではバラードの1番を演奏していますが、実際には夜想曲・第20番)、戦後、国民的ピアニストとしての生涯を歩みます。
 彼のショパン演奏の一音一音には、ユダヤ系ポーランド人としての様々な思いと、音楽を生きる糧として生き抜いた強い信念と、二度と同じ事が繰り返されてはならないという強い思いが去来しているかのように思えるのです。名演。


TITLE:実は。2003年03月30日 日曜日 15:28:22


今日、映画「戦場のピアニスト」見てきました。 見てから弾きなさいって。

でも、今までの私の感性で弾いてみたんです。ですから、それはそれなりの解釈ということで。シュピルマンさんのは、素晴らしかったです。

感じたこと。
何でもそうですが、一見逃げるとか隠れるとか、黙ってるっていうことって非難されがちですが、それを覆すような素晴らしい生き方を教えていただきました。

逃げる勇気、隠れる勇気、黙っている勇気、これこそが本当の勇気かもしれません。

なにも、戦争の中に入って戦うだけが勇気ではありません。
阻止する勇気も勇気。。。

じ〜っと、踏ん張ってジワジワ自分の意思を持ち、生き抜く様は素晴らしいいのです。

私は、裏側の 強い強い人間像を感じ勉強しました。

強くなるぞぉ〜ってね。