TITLE:飽きもせず「かごめ」第7弾です
2003年02月27日 木曜日 16:25:53
またまた、外出してました〜
さてさて、はじめましょう。
突然ですが、鶴は普通「鶴の恩返し」などから見ても、その美しい姿、白い艶姿などから女性をあらわすことが多いが、亀はその形が男性器に似ているため男をあらわすことになる。あら!
客と逃げたということになるのか?
しかし、亀は足が遅いのが相場だから逃げるには足手まといなはず。これは、おそらくはじめは
♪つるつる つはいれ・・・・・、
または「つぅべった」だったものが、慶事の印し、鶴に亀の対語で時を経て、こう歌われるようになったのではないかと思われるそうです。
しかし、「すべる」のだから捕まってしまってしまうというわけだ。
それが、「すべる」にはまだこんな意味もあった。間をすり抜ける。脱出するのである。そうなれば、自由の身を得たと言う反対の解釈になってしまう。
そして最後の意味深長なフレーズ
♪後ろの正面だぁ〜れ・・・・。
では、明日で最後になりそうです。
お楽しみにね。
TITLE:後ろの正面だぁ〜れ?最終回「かごめ」
2003年02月28日 金曜日 13:02:48
♪後ろの正面だぁ〜れ・・・
実は、この部分も黄表紙には歌われていなかったそうだ。黄表紙にはこの「かごめかごめ」のことを昔から伝わる「かごめ物語」と記している。最初のうちは、歌でなく「お話」それも脱出のお話として語り継がれていたのである。
それを子供たちが、遊びの中で歌を作り育てていったのだ。そうなれば、自然発生的に語呂合わせのように、最後に♪後ろの正面だぁ〜れ・・・・
と、つけたと考えられる。」「神様のいうとおり」などと同列なのだ。この部分が生まれることにより、この遊びは、もの当てや占いの要素を多分に含むようになっていった。
「後ろの正面」、それはまぎれもなく真後ろ、自分の目では確かめることのできない場所、つまり人間界と神の世界との通り道のことなのだそうだ。
言葉などでは表現できない暗く大きなもの、それは過去だったり未来だったり異次元だったりする。現世とはまるで違う世界を意味しているようだ。
見ようとしても見えない所こそ
♪後ろの正面・・・・なのであろう。
鏡でも使わない限り、後ろはみえない。鏡は魂を吸い取るものと昔は言っていた。その鏡を使っても、後ろの正面に隠されている人間界と神の世界の通り道は見えない。。。
貴方の後ろの正面は????
長らく、お付き合いいただきました「かごめかごめ」 手持ちの書から引用させていただきました。 私的には面白かったです。 次は、どうかなってね。 時々、こんなことをして遊んで見ましょうね。 ここまで読んでくださった方、ご苦労様でした。