TITLE:本日アップの「かごめ」について 2003年02月21日 金曜日 21:06:35

かごめ については、語りつくせないほどの様々な話があるので、今晩からほんの、少しづつ紹介しますね。

まず、ネットでの情報から〜

「か〜ごめ かごめ 。か〜ごのな〜かのと〜り〜は  いついつ、で〜や〜る。。。夜明けのばんに〜つ〜ると〜か〜めが、つぅ〜べったあ〜。うしろのしょうめん 〜だあ〜れえ〜。」

「またうたってるわね、、あの気の触れたおんな〜〜」
「かわいそうにね、死に別れた人が忘れられないのか ねえ。。。」 
「ほらほら、、あんな気の触れた女と かかわり合いになるんじゃないよ、わかったね、しょうのない子だねえ、この子はあ〜〜」

これはもう、、200年も前になるでしょうか〜。夏の暑い盛りのお盆も近い頃のお話です。ここ吉原に身売りされてて、もう2年も経つかどうかっていうあるとき、その吉原のお客に、、大工の平八って妻子もある、、27、8の男がね、お客で来たらしいのね。 平八は、あまりしゃべらないけれど、気立てが良くて器量も良いおすずが、すぐに気に入ってしまい、それからは、週に何度も吉原通いをしてたんですって。。。

 おすずのほうも平八が妻子持ちだってことはわかっていたし、自分の境遇も充分すぎるほど、わかっていたんだけれど、しだいに平八が好きになってしまったんですって、、。ふたりはいつしか、、、お客と吉原のおいらんさんって言う関係を通り越してしまってお互いなしでは、生きていけない程、思いつめてしまったんですって。
 当時の江戸ではね、妻子持ちの不義密通は、すっごい罪になってて死罪になることも普通だったんですって。それに、おすずには、すっごい借金があって、どうにもならない状態だったのね。。。


 ふたりはしかたなく、示し合わせて吉原の木戸が開く前の朝早く、駆け落ちすることにしたんだって。。。でもね、駆け落ちはお役人に見つかってしまって失敗に終わって大工の平は、獄門、おすずも、そのはずだったんだけどね。。。おすずのお腹の中には、子どもが出来ていたんですって。それでね かろうじて死罪は免れたんだけど、おすずは、お腹の子どもがながれてしまい、ひとりこの世に残された、悲しみに、気が触れてしまったんですって。。。それを見た吉原稲荷の住職様がすっごくおすずを、あわれに思ってね、歌をうたって聞かせたんですって。。。

「か〜ごめ〜かごめ〜。かごのなかのと〜り〜は〜。 いついつ〜で〜や〜る〜。」

  おすずは、いつしかこのうたを、、口づさむようになってお寺のまわりとかを、ふわりふわり、なんかにとりつかれてるように、古い着物を着せられて、髪もつくろいもしないで、終日、さまよっている事が多かったんですって。。。ところが、暑い夏のお盆の最後の日、おすずの姿が見えないって思ったら、おすずは、木に首をつってたんですって。。。
 哀れに思った吉原稲荷の住職様は、、おすずをねんごろに葬ってやったんですって。。。そして、いつしか、子どもたちに、このうたを、お遊技として教えたんですって。。。

この記事を参考に私は、「かごめ」のMIDIを作成させていただきました。

静から、慟哭、放心、土にかえる。
おすずに、なって演奏しました。

TITLE: 今夜も、まだありますよ。2003年02月22日 土曜日 18:24:38

わらべ歌には、訳の分からない言葉がよく並びます。この「かごめ」って何? そうそう、「夜明けのばんに」ってのも変だし〜慶事のトレードマーク鶴と亀がすべるってのも変!!

挙句の果てに♪後ろの正面だぁ〜れ  ときた!
後ろの正面って、どこ?言葉の意味とこの歌に隠されているものは、一体何?

「かごめかごめ」は、わらべ歌の中でも「子取り遊び」というものに分けられるそうだ! 千葉県の野田市に「かごめかごめ」の碑がたっている。ここが、発祥の地と言われているからだ。

野田市の中でも古い神社に数えられる愛宕神社には「籠の鳥」の彫刻がある。その籠には破れ目までこしらえられているそうだ。

♪籠の中の鳥はいついつ出やる・・・

なのである。野田と言えば、昔から醤油産業で栄えた町。ここで作られた醤油は江戸川を船に載せ、江戸まで運ばれていったそうだ。江戸川と醤油工場は堀川で結ばれていた。水門で船の出入りは調節され、船頭たちは船で水門を通るときに、身をかがめなければならなかった。

「かがむ」「かがめ」が転じて♪かごめ かごめ・・・

のなったというのだ。この一帯では昔、かがむことを「かごむ」といい、その命令形は当然「かごめ」となる。

かがむ、しゃがむことを指しているというのは、この遊び方をみてもうなづける。目隠しする鬼の子、つまり中の子はしゃがんでる。その子を取り囲んで他の子が周りを回って遊ぶ。

「かごめ かごめ」は「座れ 座れ」と解釈できる。。。

C= (-。- ) フゥ ということでした。

まだ、あるから 又明日、楽しみにね。

TITLE: かごめ第三弾です2003年02月23日 日曜日 16:33:33

こうなったら、徹底的にお知らせしちゃいますね昔から、子供というのは特有の霊感を持っているとされていた。今でも、赤ちゃんが寝ていると思って、ちょっと布団から抜け出ようとすると急に泣き出したりすることがある。それは、霊感のにおいをさせる。
「かごめ」の遊びも昔は、真ん中に座るのは、霊媒師や呪術師だったりしたともいう。そして、ものごとを占ったり。判断したりする際にこの遊びの方法を使った、とする考えものこっているそうだ。「こっくりさん」などと同じたぐいだ。
ひとりを中心に周囲を回ることにより、中にいる人間の霊力がますます高まってゆく。そのため、周りを回る人たちの考え方や心の内のもの、つまり霊魂が中にいる人の体内に入りやすくなるとされたらしい。
そのため、この遊び方から「かがめ」ではなく「囲め」が、転じたものとされる。囲むことにより霊を外に出さない、周りをぐるぐると回って隙間をなくし、霊を中に閉じ込めることにより占ったり、物事を当てたりしたと言うわけだ!!

♪後ろの正面だぁ〜れ・・・・

簡単にいうと、これは、遊びやゲームというよりは、テレパシーで後ろの正面にいる見えない人を当てると言う一種の神事でもあったそうな〜〜

まだまだ、あります。私の手持ちの本から助けてもらっています。(^^;
また、明日もお楽しみにね。。。

TITLE: かごめ第4弾です。2003年02月24日 月曜日 13:36:59

「かごめ」は「かもめ」?それとも「籠女」???
現在一般的に言われているのは、「かごめ」は「かもめ」の転化のことで、つまりこれは鳥のことをさしているという説である。だから

♪かごの中の鳥・・・

や、鶴に引っかかってくるという見方だが、どうもこれは、唐突すぎ。
愛宕神社の「籠の中の鳥」の彫刻に描かれているのも、かもめではなく鶏だった。「かごめ」だから文字通り「籠目」、かごの編み方だとする有力説もある。実際、広辞苑で見ても「かごめかごめ」は「籠目籠目」となっている。籠目の紋は、籠を編めば自然と浮かび上がる正六角形である。ユダヤの紋章と同じ型をしているためか、宗教の中でよくこの歌が取り上げられているとされている。
ここが、「かごめかごめ」を神絡化させ、その不思議が静かにずっと長い間、すたれずに遊び続けられてきた最大の理由かもしれない。
あと2〜3日 お付き合いくださいね。 私も面白くってしかたない。 くすくすっ。そそ、今回のアレンジはかなりドラマチックですので、(そうでもないかな?一般バージョンもそのうち考えますね。いつになるかは、約束できないのですが。

またね♪